やり過ぎは禁物!面接時の嘘が後々バレて嫌な思いを

私の学校は2年制でした。しかし少々特殊で2年目が始まってからは就職が決まった人からどんどん就職して行くのです。つまり2年目から就職活動をして、仕事が決まった人は学校から出て行きます。そういう仕組みでした。

学費は同じようにかかるのでちょっとずるくないかと思いましたが、でも友達が就職していなくなる度に焦りました。先生にも就職先を見つけるのは困難で、どの職場がいいかを選んでいる暇はないと言うように急かされました。こうして私は就職先を必死で探していたのです。3回くらい就職試験に落ちて落ち込んでいました。すべて面接で落とされていた私はどんどん追い込まれて、面接を何が何でも突破したいと思うようになっていました。だからこそ、あのような失敗をしてしまったのです。

私はその日、絶対に受かると信じて面接会場に行きました。筆記試験は割と良い結果だったと思います。問題は面接でした。私は自分にあまり自信がありません。ですから面接ではその自信の無さが現れてしまって、相手に良い印象を与えることができないのです。そう思った私は面接のために「演じよう」と思いました。いつもの自分ではない自分を演じても、きっと面接時には分かりません。それまでの私のことを知らない面接官がそれを見透かせるわけがないのです。そう思ったらすごく心強く感じてきて、演じようと思いました。私はクラスでもしっかりもので朗らかな人を演じました。すると今まで全然ダメだったのに、最終面接まで受かったのです。

本当に嬉しくて、このやり方は間違っていなかったと思いました。そして来る最終面接に私は同様に演じながら面接をしていました。演じているとなんとなく気持ちが落ち着きましたし、緊張もほぐれて良い効果を発揮していました。しかし演じるあまり別人になり切りすぎて、私は大きな失敗を犯してしまいました。コミュニケーション能力についての質問があったときに「コミュニケーションは得意だ」と嘘をついてしまったのです。こんなことを言うつもりはなかったのに口からスルッと出ていました。おそらく面接の受かりたいと言う気持ちが強かったのと、演じようと言う気持ちが強く過ぎてその人のになり切ってしまったのだと思います。

実際の私はコミュニケーションはそんなに得意ではなく、年上の人と話した経験もそんなになかったです。それなのに周りに年上の友人がたくさんいるだとか、バイトでコミュニケーションを取るのは慣れているとか余計なことを言ってしまいました。実際はバイト経験は1か月で同い年くらいの子しか働いていないバイト先でした。年上の友人なんて一人もいませんし、コミュニケーションはどちらかというと苦手です。しかし、そう言ってしまったのです。

この面接のおかげで私はこの企業で採用されました。でもこのその場限りのメッキはどんどん剥がれて行き、私がコミュニケーションを取るのが得意ではないことはすぐにバレました。当時面接官だった人に「面接にコミュニケーションが得意と言いきっていたけど、なんで嘘をつくかな?」とサラッと嫌味を言われたこともあります。バイトを1か月くらいしかやっていなかったことも人から伝わって、面接官だった人にバレて白い目で見られました。このように後々、いろいろとやってしまいました。このせいで一時期は同じ職場の人から色々と悪口を言われて、落ち込みました。その人たちが陰で私のことを嘘つきだと言っていることも噂で耳にしました。この頃は本当に辛くて、面接で嘘をついてしまったことを大分後悔しました。本当に浅はかな言葉だったなと思います。しかし今はそれを取り戻すくらい仕事を真面目に頑張っており、認められてきています。コミュニケーションは相変わらず得意ではありませんが、仕事のやる気だけはあるのでいろいろと任されるようになりました。

嘘は一緒に働いていたら必ずバレます。そしてその後に嫌味を言われたりしてイメージを回復するのが大変です。いくら面接で一時しのぎとはいえ、なるべく嘘はつかない方がいいと思います。面接では無理がある嘘には気をつけてください。私はメッキが剥がれてたくさん嫌な思いをしたので、注意しておきましょう。